フルプロ農園紹介

長野県長野市 フルプロ農園
德永 虎千代

長野市で代々続くりんご農家の四代目。「若い力で農業を変える!!」という熱い思いを胸に、生産効率が高く初心者でも栽培しやすい高密植栽培を耕作放棄地に導入するなど、未来の農業を明るくするための事業を手がけています。

台風19号の被災を受け、長野市赤沼の農家と協力し『長野アップルライン復興プロジェクト』を立ち上げ、“課題解決型農家”として、応援してくださる皆さんに恩返しできるよう多方面に活動しています。

農家になったきっかけ

りんごの産地として栄えていた長野市赤沼を支えた私の曾祖父の徳永初太郎村長。

そこから代々120年経った今、私が農園を受け継ぎました。

しかし、赤沼の実状は非常に厳しいものでした。生産者の高齢化、りんご市場の低迷でりんご農家はどんどん辞め、耕作放棄地が増大しています。

これらを肌で感じたため、私は「長野市赤沼の耕作放棄地ゼロにし、赤沼地域を活性化する」という夢をかかげました。

フルプロ農園の『葉とらずりんご』

フルプロ農園は、「葉とらずりんご」に力を入れております。「葉とらずりんご」とは、その名の通り、葉っぱを残した栽培方法です。
葉っぱは、日光をたっぷりと浴びて光合成することで、空気中の炭酸ガスを吸い、養分としてりんごに供給します。

収穫まで葉を残すことによって、糖度が上がり、甘みがぐんと増すのです。
しかし、「葉とらずりんご」は、見た目の問題もあるため、一般的なスーパーには出回りにくく、現状では農園の直販でしか購入できません。

赤沼を耕作放棄地ゼロに

我々は、「赤沼の耕作放棄地をゼロにするために、誰でも安心して農作業ができる”ダイバシティ農業”」を実現したいと考えています。

この夢を実現するためには、耕作放棄地を高密植栽培に切り替えることが重要だと考えます。

高密植栽培とは、ヨーロッパ式の最先端の栽培方法で、作業性が良く、慣行栽培よりも誰もが安心して働ける農園が実現できます。こうすることによって、高齢者の方などが活躍できる場ができ、赤沼地域の活性化に繋がると思います。

フルプロ農園さんへのお問い合わせ・公式HPはこちらから
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